■「国際決済代行サービス」の紹介
日本恒生ソフトウェア株式会社では7月より、「アリババグループ」のネット決済子会社Alipayと提携して、中国13億人マーケット向けの展開を図る日本のインターネット販売業者に「Alipay国際決済代行サービス」を開始しました。
■「Alipay国際決済代行サービス」の背景
◆日本の内需低迷
今、日本国内では昨年末の世界同時不況、円高の影響により景気が急速に冷え込んで内需が低迷しております。
長期的にみても少子化傾向やコスト高などの影響で内需を喚起できる要因が少ないのが現状です。
◆海外進出
こうした現状から、日本国内の企業は海外市場にいかに迅速に少ないコストで進出していくかが課題となっております。また、実際にその動きもみられ、これからますます加速する傾向にあります。
◆消費市場としての中国
現在、中国は世界同時不況の中でも他国に比較して高いGDPの伸び率を示し、2008年度のGDPは400兆円を超え、世界第3位の経済大国となりました。
インフラも整備され技術の導入も加速されており、インターネットの人口は億人を突破しております。ネットショッピングも普及しており、年度の個人ネットショッピングの総額は1.7兆円に達し、4年後には6倍になるだろうと予想されております。
今まさに、中国は世界の製造工場から、人口億人を抱えた消費大国に変貌を遂げつつあります。

◆国際オンライン決済
中国は日本にとって有望なネットショッピング市場とみなされておりましたが、今までは決済、流通などクリアすべき問題があり、なかなか実現できませんでした。
この決済問題を解決するのが「国際オンライン決済サービス」です。
このサービスの開始により、日本の企業の中国13億人消費者マーケットへの参入は、中国の富裕層の増大、日本製品へAPIの関心の高さと相俟って日本のEC企業にとって現実になりつつあります。
■国際オンライン決済について
◆アリババグループについて
◆国際オンラインB2Cの決済
日本のEC企業が日本国内にいながら中国市場向けにネット販売を可能にする仕組みです。中国の消費者は直接、日本のショッピングサイトから人民元(RMB)で買い物をして、Alipayがパートナー銀行を通じて日本円 で日本EC企業へ決済します。
(Alipay国際オンライ決済フロー)
■Alipay国際オンライン決済の特徴
◆リスクの低さ
プリペイド式の決済方法で、支払い完了通知を受けて商品発送を行うため、リスクがほとんどない。
◆少ない初期投資
APIを自社サイトにインテグレーションするだけで、手軽に中国市場向けのビジネスの第一歩を踏み出すことができる。
◆膨大な中国人消費者へのアプローチ
潜在消費者億人へすぐアプローチ可能
◆経営効果のアップ新しい販売チャネルとなり中国国内におけるブランド認知度向上も期待できる。
■恒生グループによる3つのサービスのご提供
◆決済申請代行
お客様の代わりに、申請書類を作成し、契約手続きを代行します。また、係わるSI業務など全般的に提供できます。
(お客様とAlipay社とは直接契約になります。)
◆中国版サイト構築
中国版ECサイトの要件分析から運用保守まで全般の請負が可能です。
◆その他サービス
販売商品内容の翻訳サポートから、中国消費者の問合せ、クレームまで日本語と中国語に堪能なスタッフが代わりに対応するサービスをご提供できます。
サービスメニュー |
サービス内容 |
料金体系 |
Alipay
決済申請代行 |
◆代理申請&
導入支援サービス |
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申請代行手数料: 15万円
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システム導入SI費: 個別御見積
・
決済手数料:Alipayに支払
(取引高より相談可) |
中国版ECサイト構築 |
・中国版ECサイト構築の全般請負
(日本語版も対応可)
・ECサイトの運用保守 |
◆個別に御見積
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その他サービス |
◆コールセンターでの問合わせ対応
◆翻訳サービス
◆販売コンサルティング
◆その他 |
◆個別に御見積
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■サービス開始までの流れ
サービス開始までの流れは次のようになります。

■恒生グループの強み
弊社はアリババグループとの強力なビジネスパートナー関係を持ち、トータルシステムの開発実績がありまして、B2B/B2C/C2C等EC決済の業務を熟知しております。日本で60名以上のシステムエンジニアが開発をご支援できます。さらに、中国国内では上海上場企業として、全国28個拠点を持っております。